リゾート・ワールド・クルーズ完全ガイド|現在の後継ブランド・客船・予約方法

リゾート・ワールド・クルーズ(Resorts World Cruises)は、シンガポールを中心にアジアで短期クルーズを展開したブランドです。大型客船ゲンティン・ドリームと、中型客船リゾート・ワールド・ワンを運航し、ウォータースライダー、国際色豊かな食事、カジノ、上位客室「The Palace」などで知られていました。

重要:リゾート・ワールド・クルーズは現在の予約ブランド名ではありません。

運航体制は2025年にStarCruisesとDream Cruisesへ移行しました。旧ゲンティン・ドリームはDream Cruises、旧リゾート・ワールド・ワンは「Star Navigator」へ改名してStarCruisesで運航されています。新規予約は後継ブランドの公式サイトで確認してください。

旅行予約サイトには、古いブランド名のまま航路や船名が掲載されている場合があります。この記事では、旧ブランドの特徴だけでなく、現在どの船名・ブランドで予約すればよいかを整理します。

リゾート・ワールド・クルーズとは

リゾート・ワールド・クルーズは、アジア市場向けのクルーズブランドとして2022年6月に運航を開始しました。シンガポール、香港、台湾、マレーシアなどを拠点に、2泊から数泊の短期航路と、東南アジア、日本、韓国、中東方面の航路を展開しました。

ブランドの特色は、アジアの旅行者に合わせた食事、言語、家族向け施設、カジノ、ショッピングをそろえた「洋上リゾート」です。船内だけで休日を楽しむクルーズと、複数の港を効率よく巡るフライ&クルーズの両方に対応していました。

項目 内容
旧ブランド名 Resorts World Cruises
運航開始 2022年6月
ブランド移行発表 2025年2月
後継体制 StarCruises、Dream Cruises
現在の統合サイト StarDream Cruises
主な市場 シンガポール、マレーシア、台湾、香港などアジア地域
旧主力船 ゲンティン・ドリーム、リゾート・ワールド・ワン
旅行スタイル 短期クルーズ、家族旅行、フライ&クルーズ

現在はStarCruisesとDream Cruisesへ移行

2025年2月26日、リゾート・ワールド・クルーズは、運航ブランドをStarCruisesとDream Cruisesへ移行すると発表しました。約3か月をかけて船名、ブランド、販売体制を切り替える計画でした。

新しい体制では、2,000人前後の中型船による短期・寄港地重視の航路をStarCruises、大型船によるプレミアムなリゾート体験をDream Cruisesが担当します。両ブランドはStarDream Cruisesの公式サイトで案内されています。

旧ブランドと現在の対応表

旧ブランド・船名 現在のブランド・船名 位置づけ
ゲンティン・ドリーム Dream Cruises「Genting Dream」 船名を維持。シンガポールを中心とする大型旗艦
リゾート・ワールド・ワン StarCruises「Star Navigator」 船名を変更。約2,000人規模の中型船
Star Scorpio StarCruises「Star Voyager」 旧ブランド加入予定時に改名され、後継ブランドで就航
Resorts World Cruises StarCruises/Dream Cruises 2つの体験タイプへ分けて運営

古い予約ページに注意

第三者の旅行予約サイトや過去の記事には、「Resorts World Cruises」「Resorts World One」という名称で将来の航路が掲載されていることがあります。しかし、現在の公式サイトではStar Navigator、Star Voyager、Genting Dreamとして案内されています。

予約前に、船名、運航会社、出発港、出発日がStarDream Cruises公式情報と一致するか確認してください。特に、古いパンフレットの料金、チップ、Wi-Fi、船内通貨は、そのまま使わない方が安全です。

ブランド移行後の3隻を比較

客船 ブランド 総トン数 乗客定員 客室数 特徴
Genting Dream Dream Cruises 150,695トン 3,352人 1,674室 大型旗艦。家族向け施設とThe Palaceが充実
Star Navigator StarCruises 75,338トン 1,854人 926室 旧Resorts World One。日本・韓国を含むフライクルーズに対応
Star Voyager StarCruises 77,441トン 1,944人 972室 中型船。東南アジアの短期航路と相性がよい

※乗客定員は公式案内の下段ベッド基準です。航路、定員、施設は改装や運用により変わる場合があります。

Genting Dream|旧ブランドの旗艦

Genting Dream(ゲンティン・ドリーム)は、全長約335メートル、150,695トン、18デッキを持つ大型客船です。旧リゾート・ワールド・クルーズの旗艦として運航され、現在はDream Cruisesの旗艦です。

6本のウォータースライダー、ロープコース、約35メートルのジップライン、プール、Zodiac Theatre、Zouk Beach Club、キッズクラブ、スパ、カジノなどを備えます。短期航路でも船内リゾートを楽しみたい家族やグループに向いています。

Genting Dreamの客室

客室は内側、海側、バルコニー、バルコニー・デラックス、The Palaceの各種スイートに分かれます。標準客室でも2~4人に対応するタイプがあり、家族旅行に選びやすい構成です。

カテゴリー 広さの目安 特徴
内側 約13~19平方メートル 価格を抑えやすく、船内施設を中心に楽しむ人向け
海側 約16~35平方メートル 窓から外の明るさや海を確認できる
バルコニー 約20平方メートル 自室で入出港や海景色を楽しめる
バルコニー・デラックス 約22~28平方メートル 標準バルコニーよりゆとりがある
The Palace 約37~224平方メートル 専用施設、バトラーサービスを利用できる上位客室

Star Navigator|旧Resorts World One

Star Navigator(スター・ナビゲーター)は、旧リゾート・ワールド・ワンです。全長約269メートル、75,338トン、乗客定員1,854人、客室926室の中型船で、Genting Dreamより船内移動が分かりやすい規模です。

ローマ風のプールデッキ、スライダー、ショーラウンジ、レストラン、バー、キッズ施設、スパ、カジノ、The Palaceを備えます。台湾の基隆などから日本・韓国を巡るフライ&クルーズで使われることがあり、日本人にも比較しやすい船です。

Star Navigatorの客室

内側、海側、バルコニー、The Palaceの各種スイートがあります。標準客室は船齢を感じる部分がある一方、改装された公共施設と落ち着いたサイズが魅力です。

カテゴリー 広さの目安 最大定員の目安
内側 約12~21平方メートル 3~4人
海側 約13~20平方メートル 2~4人
バルコニー 約18~20平方メートル 4人
Palace Suite 約22~60平方メートル 4人
Palace Deluxe Suite 約37~44平方メートル 4人
Palace Villa 約94平方メートル 6人

Star Voyager|中型船の新しい選択肢

Star Voyager(スター・ボイジャー)は、全長約261メートル、77,441トン、乗客定員1,944人、客室972室の中型客船です。旧Pacific Explorerを改装し、StarCruisesの船として運航されています。

内側、海側、バルコニー、The Palaceのスイートを用意し、レストラン、バー、プール、ショー、スパ、カジノなどを備えます。短い東南アジア航路や、複数都市を結ぶフライ&クルーズに向いています。

3隻の選び方

重視すること 選びやすい船 理由
大型船の施設 Genting Dream スライダー、ジップライン、ショー、飲食店が充実
日本・韓国寄港 Star Navigator 台湾発のフライクルーズに使われることがある
船内移動のしやすさ Star Navigator/Star Voyager 2,000人弱の中型船
家族向け施設 Genting Dream キッズ施設とアクティビティが多い
上位客室 3隻とも候補 The Palaceを設定
短期の東南アジア旅行 航路で選択 出発港と寄港地がシーズンで変わる

StarCruisesとDream Cruisesの違い

比較 StarCruises Dream Cruises
主な船 Star Navigator、Star Voyager Genting Dream
船の規模 乗客約2,000人の中型船 乗客3,000人超の大型船
旅行スタイル 短期・寄港地重視・フライクルーズ 船内リゾート・大型施設・プレミアム体験
雰囲気 カジュアルで行動しやすい にぎやかで選択肢が多い
向いている人 港と観光を効率よく楽しみたい人 船内施設も旅行の目的にしたい人

主な航海エリア

旧リゾート・ワールド・クルーズは、シンガポール、香港、台湾、マレーシアなどを拠点に、東南アジア、日本、韓国、中東方面へ展開しました。後継ブランドもアジアを中心としますが、船の配置はシーズンごとに変わります。

エリア 代表的な出発地・寄港地 特徴
シンガポール発 マラッカ、ポートクラン、ペナン、プーケットなど 2~4泊前後の短期航路を選びやすい
マレーシア発 ポートクラン、マラッカ周辺 クアラルンプール旅行と組み合わせやすい
台湾発 基隆、日本、韓国 日本人も航空移動しやすいフライクルーズ
東南アジア周遊 タイ、インドネシア、ベトナムなど 複数国を短期間で巡れる
季節航路 香港、中国、中東など 年により配船と出発港が変わりやすい

シンガポール発クルーズ

シンガポールは、Genting Dreamを中心とする主要な乗船地です。マリーナ・ベイ・クルーズ・センターは空港や市内から移動しやすく、前後にシンガポール観光を組み合わせられます。

1~3泊程度の短い航路から、マレーシアやタイを巡る航路まで設定されます。短期航路は乗船日と下船日を含むため、寄港地で使える実時間を確認してください。

台湾発の日本・韓国クルーズ

Star Navigatorは、基隆から沖縄、九州、韓国などへ向かう航路に使われます。日本から台湾へ飛び、基隆から乗船する方法は、シンガポール発より移動時間を抑えやすい点が魅力です。

ただし、日本寄港と日本発着は同じではありません。日本の港から乗船できるか、基隆へ戻る往復航路か、片道航路かを確認して航空券を手配してください。

日本から参加する方法

日本からは、シンガポール、台北、クアラルンプール、香港などへ飛び、現地で船に乗るフライ&クルーズが基本です。日本の旅行会社が航空券、ホテル、送迎を組み合わせた商品を販売する場合もあります。

  1. StarDream Cruises公式サイトで船名と出発港を確認する
  2. 日本の旅行会社と公式予約の料金・条件を比較する
  3. 乗船地へ前日までに到着する航空便を選ぶ
  4. 港までの送迎または交通手段を予約する
  5. パスポートと全寄港国の入国条件を確認する

表示料金だけで決めない

短期クルーズは低い価格から表示されることがありますが、通常は2名1室利用の1名分で、港湾税、燃油追加料金、チップが別に表示される場合があります。

航空券、前泊、空港から港への移動、Wi-Fi、有料ドリンク、専門レストラン、寄港地観光まで含めた旅行総額で比較してください。

基本料金に含まれるもの

項目 一般的な扱い
客室 予約したカテゴリーの宿泊
基本の食事 指定されたメインダイニングとビュッフェ
ショー 基本のプロダクションショーや船内イベント
プール・ジム 基本施設の利用
子ども向け施設 対象年齢の基本プログラム。一部有料活動あり
船内活動 無料対象のゲーム、音楽、テーマイベントなど

基本料金に含まれないもの

項目 注意点
港湾税 運賃とは別に事前徴収されることがある
燃油追加料金 航路・予約時期により設定される場合がある
チップ 客室カテゴリーと泊数に応じて別途必要
Wi-Fi 有料パッケージが基本
アルコール・専門ドリンク バー、カフェ、ボトル飲料など
専門レストラン 寿司、ステーキ、火鍋など有料会場
寄港地観光 船会社ツアーは別料金
スパ・美容 施術、サロン、マッサージ
カジノ・ゲーム 賭け金、アーケードなど
航空券・ホテル・送迎 パッケージに明記がなければ別手配

港湾税・燃油追加料金・チップ

現在の公式FAQでは、港湾税とチップは基本運賃に含まれないと案内されています。港湾税はクルーズ料金と一緒に前払いし、チップは予約時の事前購入または船内精算を選べる場合があります。

燃油追加料金は、燃料価格や運航状況に応じて設定・変更される可能性があります。比較サイトの「最安値」ではなく、決済直前の合計額と予約確認書を確認してください。

チップは船と客室で変わる

チップは、一般客室、バルコニー、The Palaceなどの客室カテゴリーと泊数で変わります。2歳未満の乳幼児は免除される案内がありますが、年齢条件を予約時に確認してください。

古いリゾート・ワールド・クルーズ時代の金額を参考にせず、Genting Dream、Star Navigator、Star Voyagerそれぞれの最新クルーズガイドを確認しましょう。

食事の基本

各船には、料金に含まれるメインダイニングとビュッフェ、有料の専門レストラン、カフェ、バーがあります。アジア料理、西洋料理、インド料理、ベジタリアン料理など、国際色のある選択肢が特徴です。

無料対象のレストランには印が付いているため、乗船後に毎日の船内案内で営業時間を確認してください。同じ会場でも一部メニューやドリンクが有料になる場合があります。

Genting Dreamの主なレストラン

会場 スタイル 料金区分の目安
Dream Dining Room 着席式のメインダイニング 基本料金に含まれる料理が中心
The Lido 国際色豊かなビュッフェ 基本料金に含まれる料理が中心
Umi Uma 日本料理 有料
Hot Pot 火鍋 有料
Bistro 専門料理 有料
Gelateria・Lobby Cafe アイス、菓子、専門ドリンク 有料商品が中心

ハラール・ベジタリアン・特別食

Genting DreamのThe Lidoでは、ハラール、ベジタリアン、インド料理などに対応した区画が案内されています。多国籍の乗客を想定した食事は、アジア系クルーズの大きな特徴です。

重い食物アレルギー、宗教上の制限、医療上の特別食は、予約時に申告してください。ビュッフェでは調理器具の共用や交差接触が起こり得るため、乗船後もレストラン責任者へ確認しましょう。

ドリンク料金

食事会場で提供される一部の飲料を除き、アルコール、専門コーヒー、ボトル飲料などは有料です。船内でドリンクパッケージやキャンペーンが販売される場合があります。

パッケージは対象ブランド、数量、利用時間、同室者の購入条件を確認してください。価格にサービス料が含まれるかも重要です。

The Palaceとは

The Palaceは、船の中に専用ホテルを設けた「シップ・イン・ア・シップ」型の上位サービスです。専用スイート、ラウンジ、レストラン、プールなどを備え、24時間のバトラーサービスを利用できます。

優先チェックイン、予約支援、客室内サービスなどが含まれる場合がありますが、特典は船と客室カテゴリーで異なります。すべての船内飲食やサービスが無制限になるとは限らないため、予約条件を確認してください。

The Palaceが向いている人

  • 大型船の施設を楽しみながら静かな専用空間も欲しい人
  • 乗下船、食事、予約をスムーズに進めたい人
  • 記念旅行で客室とサービスを重視する人
  • 家族やグループで広いスイートを利用したい人
  • 短期航路でもホテルのような上質さを求める人

船内エンターテインメント

プロダクションショー、ライブ音楽、テーマパーティー、映画、カラオケ、ゲーム、季節イベントなどが行われます。Genting Dreamでは大型劇場、Zouk、プールデッキのイベントなど選択肢が豊富です。

ショーの時間、予約要否、年齢制限、料金は毎日の船内プログラムで確認します。短期航路では人気公演が集中するため、乗船後早めに予定を決めましょう。

プール・スライダー・アクティビティ

Genting Dreamには6本のウォータースライダー、ロープコース、ジップライン、スポーツ施設があります。Star NavigatorとStar Voyagerにもプール、スライダー、屋外デッキなどが用意されています。

天候、風、寄港中の運用、身長・体重・年齢条件で利用できない場合があります。水着の上に羽織る服、滑りにくいサンダル、日焼け止めを用意してください。

子ども向け施設

Genting DreamのLittle Dreamers Clubなど、子ども向けの活動があります。工作、ゲーム、料理体験、テーマイベントなどが行われますが、対象年齢、開室時間、定員、追加料金はプログラムにより異なります。

保護者が同伴しない預かり型か、親子参加型かを確認してください。乳幼児の利用条件とベビーシッターの有無も、予約前に確認が必要です。

カジノ

アジア系クルーズらしく、船内カジノは大きな特徴です。スロット、テーブルゲームなどが用意されますが、年齢制限と営業海域の規制があります。

カジノ利用は旅行費用と分けて予算を決め、責任を持って楽しみましょう。寄港中は営業しない場合があります。

Wi-Fiは有料が基本

Wi-Fiは、1台または複数端末、1日または全航海、標準または高速プランなどから選びます。料金やプラン名は船と航海日数で変わります。

海上通信は陸上より速度と安定性が落ちます。動画視聴、オンライン会議、大容量ファイルを使う場合は、対応プランと通信制限を確認してください。

船内アプリ・デジタル案内

StarDream Cruisesのアプリや船内QR案内では、施設、営業時間、ショー、船内活動、デッキプランなどを確認できます。乗船前にアプリを入れ、予約番号とパスポート表記を準備しておくと便利です。

インターネットプランを購入していなくても、船内ネットワーク内の案内へ接続できる場合があります。具体的な利用方法は乗船時に確認してください。

船内通貨

船内通貨は船と配船地域で異なります。公式案内では、Genting Dreamはシンガポールドル、Star Navigatorはニュー台湾ドル、Star Voyagerは香港ドルなどが示される場合があります。

配船変更に伴い通貨も変わる可能性があるため、乗船前のクルーズガイドを確認してください。船内会計には国際ブランドのクレジットカードを登録するのが一般的です。

船内言語

英語、中国語を中心に、出発地域や乗客構成に応じた複数言語が使われます。日本寄港便でも、日本語スタッフ、メニュー、ツアーが必ず用意されるとは限りません。

避難訓練、帰船時刻、集合場所、入国手続きなどの重要事項を理解できるよう、翻訳アプリとオフライン保存を準備してください。

服装とドレスコード

日中はリゾートカジュアルが基本です。夕食時は、メインダイニングや専門レストランに合わせて、男性は長ズボンと襟付きシャツ、女性はワンピースやきれいめなパンツスタイルが使いやすいでしょう。

テーマナイトやドレスアップイベントが行われる場合がありますが、航海ごとの案内に従います。水着、バスローブ、ビーチサンダルのままレストランへ入るのは避けてください。

客室位置の選び方

希望 選び方 注意点
船酔いを抑えたい 船体中央・低めから中層 揺れが完全になくなるわけではない
プールを使いたい 上層階に近い客室 デッキの音や椅子の移動音を確認
食事を重視 レストランに近い中央~後方 エレベーターの混雑を見込む
静かに過ごしたい 客室階に挟まれた部屋 劇場、バー、機械設備の上下を避ける
景色を楽しみたい バルコニーまたは海側 救命艇で視界が制限されないか確認

一人旅

1人で2名用客室を使う場合は、1人利用追加料金が必要になるのが一般的です。割増率は出発日、客室、キャンペーンで変わります。

短期航路は食事やショーの予定を組みやすく、一人でも参加しやすい一方、テーブル相席や船内言語に不安がある場合は旅行会社へ相談しましょう。

寄港地観光

船会社の寄港地観光は、船内または出発前に予約できます。短い寄港時間で主要観光地を回りやすく、交通と帰船時刻を船側が管理しやすい点がメリットです。

自力観光をする場合は、港から中心部までの距離、入国手続き、交通渋滞、テンダーボート、最終帰船時刻を確認してください。

公式ツアーと自力観光の比較

比較 公式ツアー 自力観光
安心感 集合と移動を船会社が管理 交通と時間を自分で管理
自由度 決められた行程 好きな場所を選べる
費用 高めになりやすい 公共交通なら抑えやすい
言語 英語・中国語が中心 翻訳アプリで対応
向く港 滞在が短い、観光地が遠い港 市街地が近く交通が分かりやすい港

パスポート・ビザ・入国条件

パスポートは、旅行終了日から十分な残存期間を求められます。公式FAQでは6か月以上の残存期間が案内されるため、乗船地とすべての寄港国の条件を確認してください。

国籍、居住地、航路により、査証、電子渡航認証、入国カード、再入国条件が異なります。旅行会社だけでなく、大使館や政府の公式情報を確認しましょう。

海外旅行保険

海外旅行保険への加入をおすすめします。海外治療、医療搬送、旅行取消、航空便遅延、乗継失敗、手荷物遅延、クルーズへの乗り遅れが補償されるか確認してください。

クレジットカード付帯保険を使う場合は、利用条件、補償額、クルーズ旅行への適用、既往症を確認します。保険証券と緊急連絡先は紙とスマートフォンの両方に保存すると安心です。

乗船前日は現地に泊まる

日本から乗船地へ向かう場合は、原則として前日までに到着しましょう。当日到着は、航空便遅延、入国審査、手荷物紛失、交通渋滞による乗り遅れのリスクがあります。

港の正式名称とターミナルを確認し、ホテルからの所要時間を調べます。同じ都市に複数の港がある場合は特に注意が必要です。

予約方法

方法 メリット 注意点
StarDream Cruises公式 現行の船名、航路、客室を直接確認できる 表示通貨、英語対応、取消条件を確認
日本の旅行会社 日本語相談、航空券、ホテル、送迎をまとめやすい 取扱航路と手配手数料を比較
海外の旅行会社 独自料金や特典が見つかる場合がある 居住国制限、時差、返金手続きに注意
添乗員付きツアー 初めてでも移動と手続きが分かりやすい 日程と客室の自由度が限られる

予約時に確認する料金条件

  • 表示価格が1室分か1人分か
  • 2名1室利用が前提か
  • 港湾税と燃油追加料金を含むか
  • チップを事前払いするか船内で払うか
  • 無料レストランはどこか
  • Wi-Fi、ドリンク、専門料理の価格
  • 取消料が発生する日
  • 船会社都合の航路変更時の扱い

メリット

メリット 内容
日本から近い 台湾、シンガポール、マレーシアを起点に選べる
短期航路 1~4泊程度からクルーズを体験しやすい
アジア向けの食事 中華、インド、ハラール、ベジタリアンなどが豊富
家族向け プール、スライダー、キッズ施設を備える
客室の幅 手頃な内側からThe Palaceまで選べる
日本寄港の可能性 台湾発などで日本の港を巡る航路を選べる

デメリット

デメリット 対策
旧ブランド情報が残る StarDream Cruises公式で船名と航路を再確認
追加料金が分かれやすい 港湾税、燃油、チップ、Wi-Fiを含む総額で比較
日本語が保証されない 翻訳アプリと英語の重要表現を用意
短期航路は忙しい ショー、食事、観光の優先順位を決める
カジノ中心の雰囲気 利用しない人は客室位置と過ごし方を確認
配船変更が多い 航空券購入前と出発前に公式日程を確認

ロイヤル・カリビアン、MSCとの比較

比較 StarDream系 ロイヤル・カリビアン MSCクルーズ
主な強み アジア短期航路、アジア向け食事 超大型船とアトラクション 国際的な大型船と幅広い航路
船の規模 中型~大型 大型~超大型 大型~超大型
言語環境 英語・中国語中心 英語中心 多言語
短期航路 1~4泊を選びやすい 地域により設定 地域により設定
向いている人 近距離のアジアクルーズを試したい人 船そのものを目的地にしたい人 価格と大型船を比較したい人

超大型船の施設を重視する場合はロイヤル・カリビアン、国際的な大型船と料金を比較したい場合はMSCクルーズも候補です。

初めてならどの船がおすすめ?

船内施設を重視し、シンガポール旅行と組み合わせるならGenting Dreamが分かりやすい選択です。日本に近い出発地と寄港地を優先するなら、Star Navigatorの台湾発航路を確認してください。

落ち着いた中型船と短期の東南アジア航路ならStar Voyagerも候補です。ただし、船より先に出発港、航空券、航海日数、寄港地を決めると選びやすくなります。

おすすめの泊数

泊数 向いている人 注意点
1~2泊 クルーズを試したい人 乗下船で使う時間が大きく、船内は忙しい
3~4泊 船内と1~2港を楽しみたい人 最もバランスを取りやすい
5泊以上 複数国、日本・韓国を巡りたい人 航空券、査証、寄港地観光の準備が増える

持ち物リスト

分類 持ち物
書類 パスポート、乗船券、査証、保険証券、航空券
船内 きれいめな夕食服、水着、薄手の上着、歩きやすい靴
健康 常用薬、酔い止め、日焼け止め、英文の薬情報
電子機器 充電器、対応変換プラグ、モバイルバッテリー、翻訳アプリ
初日用手荷物 薬、着替え、水着、貴重品、充電器
寄港地 小型バッグ、帽子、雨具、オフライン地図

予約前チェックリスト

  • 予約先がStarDream Cruisesまたは正規旅行会社か
  • 旧船名ではなく現在の船名を確認したか
  • 出発港とターミナルを確認したか
  • 航空便は乗船前日までに到着するか
  • 運賃に港湾税・燃油・チップが含まれるか
  • 無料レストランと有料レストランを確認したか
  • Wi-Fiとドリンクの予算を見込んだか
  • 船内通貨と利用カードを確認したか
  • 全寄港国のパスポート・査証条件を確認したか
  • 海外旅行保険へ加入したか

よくある質問

Q1. リゾート・ワールド・クルーズは現在も運航していますか?

同名の予約ブランドとしては運航体制を終了し、StarCruisesとDream Cruisesへ移行しています。新規予約はStarDream Cruisesの公式サイトで確認してください。

Q2. リゾート・ワールド・ワンはどうなりましたか?

Star Navigatorへ改名し、StarCruisesの中型客船として運航されています。

Q3. ゲンティン・ドリームはどうなりましたか?

船名を維持し、Dream Cruisesの旗艦として運航されています。

Q4. StarDream Cruisesとは何ですか?

StarCruisesとDream Cruisesの船、航路、予約情報をまとめる現在の公式ブランド・サイトです。

Q5. 日本発着クルーズはありますか?

配船により日本の港から乗船できる航路が設定される可能性はありますが、台湾や東南アジア発が中心です。日本寄港と日本発着を区別して確認してください。

Q6. 日本語は通じますか?

日本語対応は保証されません。英語と中国語が中心のため、翻訳アプリを準備してください。

Q7. 食事は料金に含まれますか?

指定のメインダイニングとビュッフェは基本料金に含まれます。専門レストラン、一部料理、ドリンクは有料です。

Q8. チップは料金に含まれますか?

基本運賃には含まれない案内が一般的です。客室カテゴリーと泊数に応じ、事前払いまたは船内精算します。

Q9. 港湾税と燃油追加料金は必要ですか?

港湾税は運賃と別に徴収されることがあり、燃油追加料金も設定される場合があります。決済画面の最終総額を確認してください。

Q10. Wi-Fiは無料ですか?

有料パッケージが基本です。船、泊数、端末数、通信速度で料金が変わります。

Q11. ドレスコードは厳しいですか?

日中はカジュアルで、夕食には少し上品な服があると安心です。テーマナイトの案内は航海ごとに確認してください。

Q12. 子ども連れに向いていますか?

プール、スライダー、キッズ施設があり、特にGenting Dreamは家族向けです。対象年齢と有料プログラムを確認してください。

Q13. The Palaceは何ですか?

専用スイート、ラウンジ、レストラン、プール、バトラーサービスなどを用意する上位客室エリアです。

Q14. 船内通貨は何ですか?

船と配船地域で異なります。Genting Dream、Star Navigator、Star Voyagerの最新クルーズガイドを確認してください。

Q15. 古いResorts World Cruisesの予約ページから予約してもよいですか?

船名、運航会社、出発日が現在の公式情報と一致するか確認してください。公式で確認できない航路は、決済前に販売会社へ書面で問い合わせましょう。

Q16. 初めてなら何泊がおすすめですか?

船内施設と寄港地の両方を楽しみやすい3~4泊がおすすめです。1~2泊は試しやすい一方、乗下船を含めると忙しくなります。

まとめ

リゾート・ワールド・クルーズは、アジア向けの短期クルーズを広げたブランドですが、現在はStarCruisesとDream Cruisesへ移行しています。旧Genting DreamはDream Cruises、旧Resorts World OneはStar Navigatorとして運航されています。

これから予約する場合は、古いブランド名の価格や航路をそのまま信じず、現在の船名、出発港、港湾税、燃油追加料金、チップを確認してください。大型船の施設を重視するならGenting Dream、日本に近い台湾発や中型船を重視するならStar Navigator、東南アジアの短期航路ならStar Voyagerが候補です。

航路、配船、料金、乗船条件は変更されます。予約前にStarDream Cruises公式サイトで最新情報を確認してください。